暑い時期のお弁当って食中毒が心配。
今日は、腐りやすいお弁当のおかずを10個ご紹介します。
梅雨時期や夏場のお弁当作りに避けるべきおかずを覚えておけば、少しでも食中毒や腐敗のリスクが減らせます。
安全にお弁当を作るコツもあわせてご紹介しますので、ぜひ、安全なお弁当作りにお役立てください。
1位 ポテトサラダ
腐りやすいお弁当のおかず、第1位は「ポテトサラダ」
- ジャガイモのおかずは、腐りやすい
- 買ってきたポテトサラダをそのまま入れるのは危険
- 作り置きのポテトサラダをそのまま入れるのも危険
- キュウリなど生野菜が入っていれば、さらに腐りやすい
- マヨネーズを使ったおかずは、腐りやすい
ジャガイモの加工食品も、マヨネーズも、どちらも腐りやすいです。
ジャガイモは、コロッケなど加熱してあるおかずでも、梅雨時期や夏場は腐りやすいです。
マヨネーズで和えたおかずは傷みやすく、夏のお弁当には不向き。
マヨネーズを使うなら、和えたり、混ぜたりせず、個包装の小さいものを持参しましょう。
ジャガイモのおかずが腐りやすい理由
- ジャガイモのデンプンは細菌にとって、ごちそう
- 加熱したジャガイモは、冷めるまでに時間がかかる=菌が繁殖しやすい温度を長時間保ってしまう
2位 生野菜
ヘタ付きのミニトマト、切ったミニトマト、サラダ、おかずの仕切りにしているレタスなど、便利ですが、夏場はやめておきましょう。
特に、ミニトマトのヘタは危険。
お弁当に入れるときは、季節を問わずヘタは取り除くようにしましょう。
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おかずの仕切りが欲しいとき、抗菌シートを使うと便利!
本来は、お弁当の上にのせて使うんだけど、
切って使えば、抗菌のバランの代わりにもなるよ♪
3位 卵
卵は、サルモネラ菌が繁殖しやすいです。
半熟や、やわらかい玉子焼きは美味しいですが、梅雨時期や夏場は特に危ないです。
卵料理を入れるなら、しっかり加熱し、急速に冷やすよう心がけましょう。
4位 果物
お弁当にフルーツを入れることは少ないかもしれないですが、特に切った生のフルーツは危ないです。
どうしてもフルーツを持って行きたい場合は、フルーツだけを別の容器に入れ、保冷バッグやご冷材で食べるまで低温を保つようにしましょう。
フタが保冷剤になっている容器が便利!
一年中、いつでも美味しくフルーツが食べられるよ♪
フタが保冷剤の容器↓↓↓
5位 炊き込みご飯
炊き込みご飯は、いろいろな具が入ることで水分が多くなったり、菌が繁殖しやすくなります。
混ぜご飯やチャーハンも同様に腐りやすいです。
また、保温していたごはんも危険。
お弁当には、炊き立てのアツアツごはんを急速に冷まして入れるようにしましょう。
生温かいごはんや、おかずをお弁当箱に入れるのは、季節を問わずNGです。
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お弁当のご飯やおかずを急速に冷ますのに便利なのが、サーキュレーター。
扇風機は、広範囲に風を送るけど、サーキュレーターは直線的に風を送るため早く冷ますことができます。
しかも、工具なしで分解して洗える商品もあるので清潔も保てます。
アイリスオーヤマのサーキュレーターなら、簡単に洗えるタイプでもお手頃価格なのが嬉しい♪
お弁当作りにも、洗濯物の部屋干しにも大活躍だよ!
6位 煮物
煮物は、日持ちしそうなイメージがありますが、焼き物や揚げ物より水分が多いので腐りやすいです。
煮物をお弁当に入れるなら、しっかり水分を飛ばし、汁気をなくしましょう。
特に、梅雨時期や夏場は、きんぴらや焼き物にするか、保冷バッグや保冷剤をしっかり使うなどの対処が必要です。
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この保冷ポーチ、シンプルでお洗濯もできて、使いやすい!
お父さんには、Lサイズ、私はSサイズでピッタリ♪
カラーもめっちゃ可愛いのがあるよ!
7位 グラタン
グラタンは、焼いてあるので大丈夫と思いがちですが、クリームソースは腐りやすいです。
冷凍のグラタンをそのまま入れ、自然解凍でお昼に食べる場合は、パッケージを良く確認しましょう。
冷凍食品に「自然解凍OK」の記載がないものは、自己判断で自然解凍で食べるのは危険です。
味の素の「エビのグラタン」は、自然解凍OK♪
8位 チーズ
チーズは、発酵食品なので腐るイメージがないのが怖いです。
味や臭いに異変を感じたら絶対食べないようにしましょう。
梅雨時期や夏場は、基本的に「冷蔵庫から出した食品をそのままお弁当に入れるのはNG」と覚えておきましょう。
9位 ハム・ウィンナー
ハムやウィンナーなどの加工肉は冷蔵庫から出してそのまま使うと腐りやすいです。
特に、野菜をハムで巻いたおかずは、温かい時期には控えましょう。
冷蔵庫から出して、そのまま使うのは危険!
使うなら、しっかり加熱し、急速に冷ますようにしましょう。
10位 ちくわ・かまぼこ
ちくわや、かまぼこのような、練り製品は腐りやすいです。
冷蔵庫から出して、そのまま使うのは危険!
特に、ちくわに胡瓜を詰めたおかずは梅雨時期と夏には不向き。
使うなら、しっかり加熱し、急速に冷ますようにしよう。
食品の防腐作用は過信しないで
食中毒対策として、よく梅干しやしその葉、ワサビやニンニクなどを入れると良いと言われていますが、過信してはいけません。
気休めぐらいと思い、決して、油断しないように心がけましょう。
しっかり加熱と急速冷却が基本
お弁当を腐りにくくするには、ご飯も、おかずも、しっかり加熱してから、急速に冷まし、お弁当箱に詰めるようにしましょう。
なぜ、急速に冷ます必要があるのかと言えば、ゆっくり冷ましていると細菌が繁殖しやすい温度を長時間保ってしまうからです。
冷ますときには、保冷剤や扇風機、氷などを利用して数分で冷ましましょう。+
クーラーボックス用の大きな保冷剤の上に、おかずを入れたお皿を置き、扇風機やサーキュレーターで風を当てると、すっごく早く冷めます。
お弁当作りの時短にも、食中毒対策にも良いので、試してみてくださいね!
お弁当の持ち運びや保存にも気を配ろう
せっかく完璧につくったお弁当でも、保存状態が悪いと腐ります。
- 直射日光を避ける
- 日かげや涼しい場所に置く
- 保冷バッグと保冷剤を使う
- クーラーボックスを使う
- 凍らせたお茶をいっしょに入れる
など、保存しているときも低温を保つよう工夫しましょう。
最後に…
お弁当を食べるとき、少しでも異変を感じたら、もったいないですが、食べないようにしましょう。
食品が腐ったときの特徴
- いつもと違う変なにおい
- 食品にぬめりや粘りがある
- 酸っぱい臭いや味がする
- くさい
- 味がおかしい
- 色がおかしい
腐ったおかずが1つでもあった場合は、同じお弁当箱に入っているものは、すべて食べないほうが良いです。
なんだか、もったいないですけどね…(^^;)
ですので、夏場には、ごはんとおかずを分けて入れられるお弁当箱や、小さいタッパーに分けておかずを入れるのがおすすめ。
また、フタが保冷剤になっているお弁当箱なども便利ですよ!
次回は、腐りにくいおかずをご紹介します。お楽しみに~♪
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