ズワイガニ、タラバガニ、美味しいのはどっち?カニの種類と旬・適した調理方法を知って美味しく食べよう

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日本で売られているカニの種類は?

日本では様々な種類のカニが、食用として販売されています。代表的なカニの種類と旬の時期をご紹介します。

ズワイガニ(Snow Crab/Queen crab)

ズワイガニは、日本でもポピュラーな種類。

冬の味覚の王様と言われています。身に甘みがあり、加熱しても、生で食べても美味しいです。

資源保護のため、メスの漁期は11月~1月までと厳しく定められており、この時期以外に水揚げされることはありません。

  • ズワイガニのオス=旬11月~3月
  • ズワイガニのメス=旬11月~12月

ズワイガニの漁獲量は、北海道がナンバーワン。続いて、兵庫県、鳥取県、福井県、石川県。

山陰地方では、ズワイガニのオスは「松葉かに」、福井県では、「越前かに」と呼ばれ、地域のブランドとなっています。

メスはオスの半分ほどの大きさしかなく、地域によって「セコ」「セコガニ」「セイコガニ」「香箱ガニ(こうばこがに)」などと呼ばれています。

タラバガニ(King Crab)

北海道や日本海沿岸で獲れるタラバガニは、大ぶりで脚が大きく、食べ応え満点。

ズワイガニに比べると味は淡泊。

名前にカニとついていますが、ヤドカリの仲間。

旬は、4~5月と11月~2月。

市場などで売られているタラバガニは、ロシアで獲れたものが多く、ほとんどがオス。

日本では北海道での漁が有名で、1~5月、地域によっては9~10月にも漁が行われています。国内では、資源保護のため、メスは獲ってはいけません。

毛ガニ(Hairy Crab)

主に中国湖北省や日本の一部地域で獲れる毛ガニは、甲羅に毛が生えていることが特徴です。秋から冬にかけてが旬です。

花咲ガニ(Hanasaki Crab)

四国地方や九州地方で獲れる花咲ガニは、美しい赤い色が特徴で、身がやわらかく、甘味があります。秋から冬が旬です。

種類別 カニの価格の相場

カニの価格は季節、種類、地域、品質、販売ルートなどによって異なります。以下は一般的な目安として、日本で一部の代表的な蟹の1kgあたりの価格の相場です。ただし、これらはあくまで概算であり、実際の価格は変動する可能性があります。

ズワイガニ:

相場: 1kgあたり10,000円から20,000円程度。季節や地域により価格が変動します。
タラバガニ:

相場: 1kgあたり15,000円から30,000円程度。タラバガニはズワイガニよりも高価な傾向があります。
毛ガニ:

相場: 1kgあたり10,000円から20,000円程度。季節や産地により価格が変動します。
花咲ガニ:

相場: 1kgあたり10,000円から20,000円程度。花咲ガニの価格も季節や産地によって異なります。
価格は新鮮さや大きさ、蟹の種類、漁獲地域などによって変動します。高級品種や特定の産地で獲れたものは一般的に高価です。季節のピークである旬の時期には価格が上昇することも考えられます。具体的な価格は購入時にショップや市場で確認するか、地域や季節によって変動することを考慮してください。

種類別 カニのおいしい食べ方

それぞれのカニによって最適な食べ方や調理方法が異なります。以下は、一般的な日本の蟹種に対する美味しい食べ方や調理方法の例です。

ズワイガニ:

鍋物(しゃぶしゃぶやすき焼き): 肉厚で甘いズワイガニの身は、鍋物に最適です。しゃぶしゃぶやすき焼きで、蟹を薄切りにして生で食べるのが一般的です。
蟹しゃぶサラダ: 蟹の身を茹でてしゃぶしゃぶ風にし、新鮮な野菜と一緒にサラダにしても美味しいです。
タラバガニ:

蒸しガニ: タラバガニの身は脂が多いため、蒸してそのまま食べるのが美味しいです。蒸した後、ポン酢やわさび醤油で食べるとより一層味わい深いです。
焼きガニ: カニ身をバターと一緒に焼いても美味しいです。バター焼きにすることで、蟹の旨味が引き立ちます。
毛ガニ:

茹でガニ: 毛ガニは茹でて食べるのが一般的です。茹でることで身が引き締まり、蟹味噌も楽しめます。ポン酢や醤油で食べるのが定番です。
蒸しガニ: 蒸しガニも美味しい調理法です。身がふっくらとなり、蟹の旨味が逃げずに楽しめます。
花咲ガニ:

焼きガニ: 花咲ガニは身が繊細で、焼いても美味しいです。バターや醤油を使って焼くと、ほんのり甘く香ばしい味わいが楽しめます。
刺身: 新鮮な花咲ガニの身は、刺身として生で食べることもできます。薄切りにしてしょうゆやわさびでいただくと美味しいです。
これらの調理方法は一般的なものであり、個々の好みによってアレンジが効くこともあります。季節や地域によってもカニの食べ方は変わるので、地元の食文化や伝統に触れながら楽しむと良いでしょう。

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