前回は、潮干狩りへ行くベストシーズンのお話しをしました。
今回は、潮干狩りが初めてで、どのような準備をすればよいかわからない方へ、服装について詳しく解説します。
海や砂浜には意外と危険がいっぱい。安全に遊ぶために服装選びは、とても重要です。
まず最初にこれだけはしっかり覚えておこう
まず初めに、「海は危険な場所」ということをしっかりと頭に入れておいてください。
こんなことを言うと、せっかく遊びに行くのに楽しい気分が下がるじゃないかと思われるかもしれませんが…。
自然の中で遊ぶときは、いろんなところに思わぬ危険がひそんでいます。
特に子供と一緒に遊びに行くときは、事故やけがのないよう事前にしっかり準備しておきましょう。
では、具体的にどうすれば良いのか、何を準備すれば良いのかを順にご紹介します。
万が一の時は…
◆海で事故/事件などが起こったときは、海上保安庁へすぐ連絡しよう
電話番号 118 海上保安庁
◆重大なケガや病人があった場合は救急車にも連絡しよう
電話番号 119 救急車
連絡するときは、いつ、どこで、何があったかを落ち着いて伝えましょう
潮干狩りをするときの服装
初めて潮干狩りへ行くときは、どんな服装が良いのか迷いますよね。
安全に遊ぶための服装をご紹介します。
潮干狩りをするとき、何に気をつければ良いの?
気をつけるべきことは、
- 紫外線対策
- 割れた貝や岩などから肌を守ること
- 熱中症や脱水症状の予防対策
海では水着や肌を露出する服装で遊びがちですが、実はそれって、けっこう危険。
肌の露出の少ない服装なら、1~3の対策として良いでしょう。
肌を覆うと暑いですから、通気性の良い素材が、おすすめです。
そして、足元も忘れずに、しっかり保護しましょう。
海辺に潜む危険、具体例
海や浜辺に潜む危険には以下のようなものがあります。
- 砂浜に落ちている貝殻や木など
- ゴツゴツした岩や石
- 危険な生き物
- 小さな虫
- 滑りやすい場所
- 直射日光
- 地面や海面からの照り返し
まずは足元をしっかり保護しよう
足元は、ビーチサンダルやクロックスなど、肌を露出する履き物では危険です。
海や浜辺では、本当に足をケガしやすいので、以下の4つのことに気をつけて履き物を選びましょう。
- 肌を露出しない
- しっかりと足にフィットして歩きやすい
- 脱げにくい
- 足の裏に滑り止めがある
おすすめは、ダイビングブーツ/マリンシューズ/ウォーターシューズです。
1番のおすすめは、足首まで保護してくれるダイビングブーツ。
しかし、子ども用のダイビングブーツは少ないので、ハイカットのマリンシューズも良いですよ。
子ども用の靴の場合、すぐサイズが変わるし、わざわざ新しく買うのも、もったいないな~と思いますよね。
そんな時は、履き古したスニーカーなどでもかまいません。
潮干狩りをするときは、履き物が濡れるので、履き替えられるように準備していきましょう。

長靴は、中に水が入ってきた場合に気持ち悪いので、
潮干狩りをするときは、マリンシューズがいいよ♪

夏休みには、海や川へも行くし、
マリンシューズ1足あれば、大活躍だね!
何を着れば良い?服装はどうする?
潮干狩りの服装選びは、
- 濡れても良い服
- 汚れても良い服
- 動きやすい(しゃがみやすい)服
- 日焼け対策用の羽織る物やタオル
- 寒さ対策用の上着
- つばの広い帽子やパーカー
- 着替え上下1セット
水にぬれて寒くなることもあるので、ウィンドブレーカーなど、薄くて風を通さない上着があると重宝します。
具体的な服装
上から…
- 帽子
- ネックガードまたは、首巻きタオル
- 半袖Tシャツ
- 長袖のパーカーなどを羽織る
- スパッツやトレンカ、ラッシュガードを履く
- その上から、ショートパンツか、ハーフパンツ
- 足元は、マリンシューズ
手は軍手、目の保護にサングラスをすると完璧!
着替えも忘れずに
着替えも忘れずに持って行きましょう。
潮干狩りは、けっこう服が汚れます。
汗をかいたり、砂がついたり、海水でぬれたり…
アウターだけでなく、下着も上下のセットを持って行くのが、おすすめです。
まとめ
せっかくのおでかけなので、おしゃれも楽しみたいですが、潮干狩りをするときだけは、おしゃれよりも、
- 日焼けしないこと
- けがをしないこと
- 汚れても良い服
- 動きやすさ
を優先してください。
あと、特に小さいお子さんの場合は、「目立つ色の服」を意識して選ぶと良いです。
海や浜ではぐれてしまったとき、見つけやすい色の服を着ていると、とても助かりますよ。